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Tea Information From 日本茶BANK

2022.11.11 Update

【お茶の豆知識】季節の変わり目にはお茶が効く!お茶で風邪予防をしよう!

古くから注目されていたお茶の健康効果

日本茶の祖といわれる、栄西(えいさい)が著した日本初の茶の専門書『 喫茶養生記(きっさようじょうき)』に、「茶は養生の仙薬(せんやく)なり」とあるように、お茶は古くから健康維持に効果がある飲み物であることが知られています。
(※仙薬とは、“飲めば仙人になれる”という 不思議な薬のことです)

お茶には、
抗酸化、抗がん、血圧上昇抑制、抗菌、抗ウイルス、虫歯予防、消臭、眠気防止、利尿作用や代謝促進作用、リラックス効果・・・などなど、実に様々な効果・効能があります。

お茶で風邪予防

今回は季節の変わり目でということで、その中から「風邪予防」や「抗菌」にスポットを当ててみたいと思います。

ご存知の方も多いかと思いますが、お茶に含まれるカテキンやサポニンには抗菌力があるた
め、緑茶や紅茶がうがいをすると、風邪への罹患リスクが低くなることが複数の学術論文に
報告されています。
(ただし、うがい用に作り置きした時間の経った茶はNGです。むしろ、菌の繁殖などで、体
 に害がある可能性も・・・。新鮮な煎れたてのお茶を使用しましょう。)

カテキンには、細菌類の発育を阻害したり、ウイルスの増殖を抑える効果があるため、うがい
だけでなく、摂取することによっても、風邪への罹患リスクが低くなるとの報告もあります。

また、お茶には、体の抵抗力の増強を助けるといわれているビタミンCなど、カテキンの他に
も良い成分が入っているため、毎日、お茶を摂取することで体の機能が、じょじょに正常に整
えられ、不調や病気に強い体になると考えられています。

継続は力なり。毎日続けることが大切

そう、お茶はあくまで<保健機能食品>であり、医薬品ではないので、病気を治療する薬ではありません。薬は病気が治れば飲む必要がなくなりますが、お茶のような<保健機能食品>は毎日飲み続けることが大切です。

 習慣化してしまえば、毎日お茶を飲むことなんて容易いこと・・・
  しかし、忙しい毎日、忘れてしまうこともある・・・
  もっと手軽にお茶の恩恵を受けることはできないか・・・
 そんな方のために、こんな商品を紹介します。

のどのイガイガする前に舐める、紅茶からできた“のど飴”

従来の、「のどの調子が悪くなってから舐めるのど飴」ではなく、「のどのイガイガに備えるためののど飴」。抗菌作用があるといわれる、紅茶に含まれる「テアフラビン」に着目し、さらに「舐め続けてもらえるよう美味しいものを」との想いから、味と香りにもこだわってつくたれたのど飴です。

 ・商品名:テアフラビンのど飴
 ・製造元:株式会社榮太樓總本鋪
  https://www.eitaro.com/ryohan/products/candy20.html

榮太樓總本鋪 紅茶博士のテアフラビンのど飴

お茶の有効成分をまるごと摂取!有機栽培の粉末茶

農薬や化学肥料を一切使用していない、有機栽培の茶葉を粉末にしたもの。お湯や冷水にさっと溶け、茶殻も出ないので、手軽にかつ効率よく、お茶の有効成分をまるごと摂取することができます。

 ・商品名:食べる緑茶(有機粉末茶)
 ・製造元:株式会社宮﨑茶房
  http://www.miyazaki-sabou.com/

宮﨑茶房 食べる緑茶

※参考元:
こどもお茶小事典(静岡県経済産業部 農業局 お茶振興課 発行)
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-340/documents/kodomojiten1-2.pdf

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