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2023.10.06 Update

10月29日(日)今年も松屋銀座で開催!「番茶フェスティバルvol.2」

全国各地、40点以上の貴重なお茶が試飲できる!

昨年も日本茶BANKでご紹介した、一般社団法人日本茶アンバサダー協会と、株式会社松屋が
主催の「番茶フェスティバル」が今年も、松屋銀座8Fで開催されます。

なんと!高級ボトリングティーを含む40点以上のお茶を無料で試飲でき、さらにさらに!
そのお茶をつくった生産者さんと交流できるという、お茶ファンには嬉しいイベント。

また、今年は、番茶だけでなく、一番茶も含めた、「各地域で飲み継がれてきたお茶=ローカルティー」も出展されるそう。

いずれも、生産地以外ではなかなかお目にかかれない、個性豊かなお茶たちです。

丸七製茶さんのボトリングティー(主催者サイトより引用)

お茶生産者10社の出展ブースラインナップ

生産者のブースラインナップはこちら👇

①梅田茶生産組合 『梅田茶』(群馬県 桐生市)※首都圏初出展
低温で長時間加熱する「狭山火入れ」という伝統的な製法でつくられる。
特有の香気があり、渋味の中にも強い甘味が感じられる爽やかな茶。

大豊町 『碁石茶』(高知県 大豊町)
無農薬栽培の茶葉のみを使用した伝統製法の完全発酵茶。程良い酸っぱさが特徴。

嘉兵衛本舗 『天日干し番茶』(奈良県 吉野郡大淀町)
江戸時代から奈良吉野に伝わる自家用茶。香ばしいほうじ茶の香りにはリラックス効果が。

海田園黒坂製茶 『美作番茶』(岡山県 美作市)
天日干しで製造する岡山の伝統茶。香り高く渋みは少なく、あっさりとして味わい深い。

小林芳香園 『美作番茶』(岡山県 美作市)
天日干しで製造する岡山の伝統茶。香り高く渋みは少なく、あっさりとして味わい深い。

駄農園 『釜炒り番茶』(静岡県 牧之原市)
一番茶摘採後の遅れ芽、下葉を摘採、日干萎凋させてから釜炒り製茶した香りのいい番茶。

丸七製茶『番茶ボトリングティー』(静岡県 藤枝市)
日本茶をワインのように愉しむ。シングルオリジン茶葉を茶商が抽出するボトリングティー「CRAFT BREW TEA」。

宮崎茶房 『三年番茶』(宮崎県 西臼杵郡五ヶ瀬町)
三年以上伸ばした枝を、乾燥・熟成させ薪火で手炒りしたお茶。マクロビ愛好者の定番。

山梨県茶振興協議会 『南部茶』(山梨県)※首都圏初出展
深蒸し茶と中蒸しをブレンドすることで、お茶本来の香りと甘みを兼ね備えている。

しずのわ『オクシズの番茶』(静岡県 静岡市) ※首都圏初出展
地域に自生する野生種(品種改良していない茶)で手間ひま掛けてつくられた在来種の番茶。

当サイトコラムでもお馴染み!宮崎茶房さんの三年番茶(宮崎茶房公式サイトより引用)

この場所でしかできない体験も!「茶×米」「茶×牛乳」とのマリアージュ

お茶と同じく、日本人の生活にかかせない「米」と「牛乳」。
この2つの食材と番茶のマリアージュが楽しめるイベントも用意されています。

番茶を何種類も用意して・・・美味しいお米で美味しいおむすびをつくって・・・美味しい牛乳を用意して・・・家では出来そうでできない貴重な体験!

◆おむすび・・・笑むすび∞ 『番茶 de おむすび』(東京都世田谷区)
「OMUSUBIで地球をむすぶ」をコンセプトに、ケータリングサービスやワークショップなど、お米に関する様々なイベントを行っている、笑むすび合同会社。その「笑むすび∞」のおむすびを持ってブースを回り、ベストマッチする番茶を探そう!という美味しい企画です。
 ※「番茶 de おむすび」 税込1,200円
   おむすびセットは2種類。購入者にはペアリング用トレイが進呈されるそう!

笑むすび∞さんのおむすび(主催者サイトより引用)

◆牛乳・・・JA全農酪農部 『ミルクステーション』(東京都千代田区)
オレンジ色のパックでおなじみ「農協牛乳」を販売する、全国農業協同組合連合会酪農部が、ブースを出展!その名も「ミルクステーション」。「ミルクステーション」で牛乳を受け取り、お茶生産者の各ブースを回って、お好みの「番茶ラテ」をつくることのできる、美味しい企画です。お茶生産者ブースでは、それぞれ「牛乳と合う番茶」が用意されているとのこと!

お馴染みJA全農さんの農協牛乳(主催者サイトより引用)

そもそも番茶って何だっけ?

番茶は、「晩茶」とも言われることからもわかる通り、一般的には、遅い時期に摘んだお茶を指します。摘み残した新芽や茎は、成長すると硬くなります。その葉や茎を利用して普通煎茶と同様の方法で製茶したものが「番茶」と呼ばれています。

一般的な番茶

が、これは、総称のようなもの。その定義は茶産地によって様々で、それぞれの地域でじつに個性豊かな「番茶」がつくられています。

もともとは、新芽でつくる一番茶は高く売れるため販売して、高値がつきにくい残った葉でつくる「番茶」は、自家用として生産地で消費されていました。そのため、現在でも「番茶」には地域色がとても色濃く残っています。

地域により「番茶」の定義も製法も異なるからこそ、「番茶」は面白い!
しかし、一方で、伝統的な製法の「番茶」をつくることができる人は、どんどん減っています。後継者がおらず、存続の危機にある産地も多くあります。

そんな貴重な「番茶」を「飲んで応援」しましょう!!

「番茶」はカフェインが控えめで、飲み疲れしないことも特徴です。
また、「ポリサッカライド」という血糖値の上昇を抑える成分が緑茶より多く含まれることでも知られています。

子供からお年寄りまで気軽に楽しめる「番茶」。ご家族連れで「番茶フェスティバル」を楽しんでください!

「番茶フェスティバル vol.2」概要

期間:10月29日(日)11:00~17:00
場所:松屋銀座 8階 イベントスクエア(東京都中央区銀座3-6-1)
参加費:無料(お申込み不要。開催時間中出入り自由)
主催者: 一般社団法人日本茶アンバサダー協会、株式会社松屋
主催者サイト:一般社団法人日本茶アンバサダー協会

10月29日(日)は是非、銀座へ!

昨年同様、「番茶フェスティバル vol.2」は、今年で21回目を迎える銀座の秋の風物詩「銀茶会」との連動企画です。

この日は銀座の各所で、「銀茶会」のお茶に関する催しがもりだくさん!!
(くわしくは銀茶会のHPに紹介されていますので、こちらをご覧ください)。

銀座各所で、こんなにたくさんのイベントが!(銀茶会さんサイトより引用)

10月29日(日)は銀座へお出かけ!秋の銀座と、お茶をお楽しみください!