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ここだけの特別なお茶と急須

今回お届けするのは、、

多良茶園
とのコラボ

商品名

日本茶BANK 背振山 栄西茶 多良さんのお茶 50g×3

現在の日本茶をもたらした臨済宗の開祖「栄西禅師」は、現在から約800年ほど前の西暦1191年、佐賀県脊振村にある霊仙寺(りょうせんじ)内石上坊の庭に、日本で始めて茶種を蒔いたとされています。

その発祥のゆかりあるこのお茶は「栄西茶」と呼ばれ、これまで地元に愛されてきました。

日本最初の茶樹栽培地の歴史を持ち、新緑の頃に朝霧に包まれるという最適の条件の中で育つこのお茶も、近年では他の地域と同様に、地域全体の生産者の高齢化と後継者不足が深刻化しており、その対策が急がれています。

この栄西茶は「釜炒り茶」。
勾玉の形状で、黄金色で清く澄んだ湯の色、釜香(かまか)という良い風味を醸し出す爽やかな味です。

50g×3袋=3,000円(税込)

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生産している茶園

◆「栄西茶」の名付け親、多良茶園の多良正裕(たら まさひろ)さん

1991年、多良さんが旧東脊振村(現在の吉野ヶ里町)の役場職員だったとき、「栄西さんがお茶を伝えてまもなく800年」という節目の年を迎えました。

「町としても盛り上げよう」と考えた多良さんは、名古屋大学や九州大学の調査を紐解き、佐賀県の郷土史研究の第一人者である故 福岡 博先生に教えを仰ぎ、栄西さんのお茶について、調べはじめました。

調べていくうちに、この地とお茶が深く関わってきたことを知り、「”茶樹栽培発祥の地の茶畑”を絶対に失くしてはいけない」という想いがどんどん強くなっていきます。

しかし既に、この地に残る茶畑はごくわずか・・・「地域の産業」というにはほど遠い状況で、それどころか、現存する茶畑の存続すら危ぶまれる状況となっていました。

『このままでは、近い将来、”茶樹栽培発祥の地の茶畑”がなくなってしまう!自分がなんとかしなければ!』

そう思った多良さんは、なんと自ら茶畑を開墾して、茶栽培をはじめることに。並行して、役場職員として「脊振千坊聖茶まつり」を企画し、地域内外にこの地の茶を発信するとともに、この地でつくられる茶を「栄西茶」と名付け、ブランドを統一しました。

以降、30年以上、栄西さんのお茶を守るべく、行動し続けています。

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