
今から約800年前(1191年)、中国から禅の教えとともに茶の種を持ち帰った栄西禅師は、背振山霊仙寺境内(佐賀県)にその種を蒔いて栽培し、日本の茶文化の礎を築いたと伝えられています。その歴史を継承し、日本茶の源流である栄西茶の文化を未来へと紡ぐ「栄西禅師顕彰茶会・献茶式」を、今年も背振山 積翠教寺【修学院】で開催します。栄西禅師に想いを馳せる1日、ぜひご参加ください。
◆日時: 2025年10月19日(日)10:30~15:30
※献茶式は11:40〜
◆会場: 背振山積翠教寺「修学院」
佐賀県神埼郡吉野ヶ里町松隈1400
https://www.sefurizan.com/
◆会費: 5,000円(煎茶席・抹茶席・昼食・サポーター代1,000円含む)
茶会では、栄西禅師の茶畑を守り続けている栄西禅師顕彰会会長・多良正裕氏が、栄西茶の歴史や生産者の視点から見た栄西茶と日本の茶産業についてお話をします。
煎茶席: 佐賀県 日本礼道小笠原流
抹茶席: 福岡県 茶道家 志村宗恭
煎茶席と抹茶席、ふたつの茶席をお楽しみいただけます。
待合には、昨年再生した地元松隈地区の美しい竹林を設え、皆様のお越しをお待ちしています。
竹から放たれる「テルペン」の香りは、心を落ち着かせる作用があると言われています。穏やかな時間が流れる空間で、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
脊振の地で守られ続けてきた栄西茶畑は、今、後継者不足により存続の危機にあります。この状況を受けて、私たちは「栄西禅師顕彰会」を立ち上げ、栄西禅師の功績を再認識し、栄西茶の存続とその価値を未来へと伝えることを目指しています。
今回の茶会は、日本茶発祥の地であるこの歴史深い地で、佐賀と福岡の茶人が茶席を設け、日本茶の歴史と文化を体感いただける特別な機会です。
この茶会を通じて、栄西茶の魅力を多くの皆様に広め、未来へとつなげていきたいと考えています。
茶席は予約制で4月より販売予定です。また当日は福岡市の天神日本銀行前バス停(福岡県福岡市中央区天神4丁目2)よりバスツアー1人9,000円(茶券+バス代)もご用意しています。
◆お茶バンク
https://teabank.jp/contact/