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2024.03.14 Update

2024年6月2日(日)栄西禅師顕彰茶会のご案内

2024年3月14日にUPさせていただいたコラム、@栄西さんの茶(佐賀県吉野ヶ里町) その後⑥ でご紹介させていただいた「2024年6月2日(日)栄西禅師顕彰茶会」について、下記に詳細を記載します。

文章は、栄西茶顕彰会の発起人であり代表者である、多良正裕さんが書かれたものです。
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令和6年 栄西禅師顕彰茶会のご案内(開催趣旨)

1191 年、栄西禅師が中国南宋の時代に臨済禅宗と共に茶の種を日本に持ち帰り、現在の脊振
山南麓に在した中宮「背振山 霊仙寺」境内の「石上坊」(いわかみぼう)前庭に蒔き栽培
されたのが、日本茶樹栽培発祥と言い伝えられています。

それから830年余り、日本の茶栽培は発展を極め、昭和56年(1981年)には国内の茶生産
量は10万t、生産農家は72万戸、各家庭には必ず急須があり、来客時には急須と湯呑みで
「お茶をどうぞ」という習慣がありました。

その後、時代は流れ、食生活や暮らし方も様変わりし、急須はペットボトルへと変化を遂げ
令和4年(2022年)、茶業の機械化が劇的に進んでいるにも関わらず生産量は約8万トン、
生産農家はなんと1万2千戸にまで減っています。

この状況は日本茶発祥の地であるここ吉野ヶ里町松隈地区でも同様で、茶生産者はわずか
数件。全戸が高齢化し、現在の所、後継者はいません。

今に続く日本のお茶は、栄西禅師から始まりました。
その起源となる「栄西茶」を残す取り組みとして「栄西禅師顕彰茶会」をスタートします。
この茶会は栄西茶の生産継続を目的とし、ご来場の皆様にはサポーターとなって応援して頂
くため、ここに開催いたします。(年に一度の茶会を通し、一年目はサポーター100名獲得
を目標、二年目は茶畑の管理スタッフの確保、三年目は茶畑の継承体系の確立を目指します)

皆様の幸せと日本の農業生産の継続を祈り、初夏の心地良い日、心豊かに栄西禅師の茶会
のひとときをお過ごし下さいませ。

背振山の茶畑の様子

日時・場所・会費等について

◆茶会名:栄西禅師顕彰茶会(ようさいぜんじけんしょうちゃかい)

◆日時:2024年(令和6年)6月2日(日)
     11時~ 15時 ( 来社順にお席をご用意致します)

◆献茶式:13時~ 13 時30分

◆場所:背振山積翠教寺 「修学院」
    佐賀県神埼郡吉野ヶ里町松隈1400
    https://www.sefurizan.com/

◆会費:4,000 円 (お茶席代3,000 円+サポート代1,000円)     
    ※当日会場では、おにぎりなどお弁当販売のご用意がございます

◆交通:
①電車の場合
JR吉野ヶ里歴史公園駅下車。駅よりタクシー利用(10分)
②お車の場合(高速利用)
高速道路東脊振ICを下車、信号を左折、国道385号を北上(東脊振ICより5分)
福岡市方面から「東脊振トンネル」利用。料金所を通過して直進(料金所より5分)

背振山積翠教寺 「修学院」

代表者・事務局・申込先について

◆主催者:栄西茶顕彰会 代表 多良正裕
◆事務局:日小田知彦

◆申込方法:
当サイトでも「栄西禅師顕彰茶会」の参加申込みや問合せを受け付けています。
下記「お問い合わせページ」からご連絡ください👇
https://teabank.jp/contact/