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日本茶BANKリスト

全国各地でつくられているお茶を紹介します
岐阜
郡上番茶(ぐじょうばんちゃ)

 岐阜県のほぼ中央に位置する郡上市の中でも、白山信仰で栄えた白鳥町を中心につくられる伝統的な番茶。

 田畑の畔などに植えられている茶樹である畦畔茶(けいはんちゃ)やヤマチャを、釜で湯通しした後、莚(むしろ)の上で軽く揉んで陰干しする。
 古くから主に自家用としてつくられており、飲用はもちろん、郡上名物「葉南蛮」と冷やした郡上番茶でつくる「葉南蛮茶漬け」などとしても地域に親しまれてきた。

 広義では美濃白川茶に含まれる。

※参照元
 岐阜県庁
 https://www.pref.gifu.lg.jp/page/3137.html

津保茶(つぼちゃ)

 岐阜県中濃地域にある関市(旧上之保村、旧武儀町)の、津保川沿いの山あいで生産される茶。 
 広義では美濃白川茶に含まれる。

※参照元
 岐阜県庁
 https://www.pref.gifu.lg.jp/page/3137.html

下呂茶(げろちゃ)

 岐阜県内で最も北に位置する茶産地である、下呂市(旧金山町、旧下呂町)で生産される茶。広義では美濃白川茶に含まれる。

※参照元
 岐阜県庁
 https://www.pref.gifu.lg.jp/page/3137.html

恵那茶(えなちゃ)

 岐阜県南東部に位置する東美濃の、恵那市や中津川市の丘陵地や傾斜地で生産される茶。広義では美濃白川茶に含まれる。

※参照元
 岐阜県庁
 https://www.pref.gifu.lg.jp/page/3137.html

美濃白川茶(みのしらかわちゃ)

 1600年頃(1400年頃との説もあり)、県南東に位置する旧大沢村(おおさわむら)蟠龍寺 (ばんりゅうじ)の住職が、宇治から茶の実を持ち帰り、地元住民に栽培を勧めたことが始まりといわれている。

 現在も、飛騨川の支流(白川・黒川・赤川)が流れる、昼夜の温度格差が大きい山間地に拓かれた、急傾斜の茶園でつくられており、高級茶が多い。2008年に「美濃白川茶」として地域団体商標に登録された。



※参照元
 ・特許庁 地域団体商標制度(地域ブランド)登録案件 
  https://www.jpo.go.jp/system/trademark/gaiyo/chidan/shoukai/ichiran/5120437.html
 ・岐阜県庁
  https://www.pref.gifu.lg.jp/page/3137.html

美濃いび茶(みのいびちゃ)

 揖斐郡(揖斐川町、池田町)や不破郡(大垣市、垂井町、関ヶ原町)の多雪地域で生産されるお茶。

 また、揖斐川町の春日地区(旧春日村)では、生産性が高く日本茶の90%を占めるといわれている品種「やぶきた」ではなく、貴重な在来品種のお茶が多く生産されており、「春日茶」として知られている。

 垂井町の不帰(かえらず)地区で生産されるお茶は、不帰茶(かえらずちゃ)と呼ばれ、その名から「お嫁に行った先から出戻って来ない」縁起の良いお茶として、結婚慶事のご進物として親しまれている。

※参照元
 岐阜県庁
 https://www.pref.gifu.lg.jp/page/3137.html

美濃茶(みのちゃ)

 美濃で生産される茶の総称。
 西美濃地域(県西部の揖斐地方の多雪地域)で生産される「美濃いび茶」と、
 美濃中央地域(県東部の白川町や東白川村などの山間地域)を中心に生産される「美濃白川茶」に大別される。

※参照元
 岐阜県庁
 https://www.pref.gifu.lg.jp/page/3137.html

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