または、吉四六茶(きっちょむちゃ)とも呼ばれる。
大分県臼杵市野津町周辺で生産されているお茶。主に、お茶栽培に適しているとさえれている、霧深く、寒暖差の大きい山間部で生産されている。
臼杵市は、「臼杵市土づくりセンター」を開設し、「うすき夢堆肥(原材料の8割が草木類、残り2割が豚糞)」を製造するなど、「有機の里うすき」として、市をあげて有機栽培に取り組んでいるため、有機栽培で生産される「臼杵茶」も多い。
※参照元
・臼杵市 HP
https://www.city.usuki.oita.jp/docs/2015020500025/
・髙橋製茶 HP
http://tkhs-cha.com/
江戸時代中期、毛利藩主が長崎県出島に行った際、釜炒り製のお茶の評判を聞き、種を持ち帰ったといわれている。
因尾地域(現、佐伯市本匠因尾地区)の風土が茶栽培に適した条件と合っていたことから、当時焼畑農業をしていた農民に播種させた。現在でも、佩盾山(はいたてさん)の麓、標高100~400mにある茶畑で、因尾茶がつくられている。
※参照元
・一般社団法人 佐伯市観光協会
https://www.visit-saiki.jp/spots/detail/5273b041-8c45-4405-9d0c-d3b0a4101954
・茶業研究報告(2014)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/cha/2014/118/2014_118_43/_pdf